ブルーベリーの紅葉

我が家にはブルーベリーの木が数本ある。そのうちの1本が今、美しい紅葉を見せている。
例年なら、10月末頃からすべてのブルーベリーの木が一斉に紅葉に紅葉し始め、1ヶ月以上美しい真っ赤な葉色を楽しませてくれるのだけど、今年はたった1本が紅葉している。しかも紅葉が始まったのが11月中旬。

なので、紅葉の時期も短い。去年は、ブルーベリーの下に生えていたメランポジウムの黄色の花とのコントラストがとても美しく、見事としか言いようがなかったのだけど、今年は運悪く、紅葉しているのは下草が全くない所。

1本しか紅葉しないのはおそらく夏に葉っぱが大量に毛虫に食われたからだろう。毛虫の被害にあまり合わなかったものが美しく紅葉している。

それにしてもブルーベリーの紅葉は美しい。

同じツツジ科のドウダンツツジと同じように、真っ赤になる。
クリムゾン（真紅）という言葉がふさわしい。

うちの庭には他にもたくさんの木があるのだけど、意外ときれいな紅葉を見せてくれるのはブルーベリーのみだ。

紅葉が美しいことで有名なイロハモミジもあるのだけど、強剪定しすぎなのか、紅葉はせず、葉っぱがクシュクシュと縮れて茶色になって終わってしまう。
ブルーベリーのすぐ近くにはマユミと思しき木があるのだけど、こちらも紅葉しない。
マユミといえばブルーベリーやドウダンツツジ、ニシキギと同じく赤い紅葉が美しいはずなのだけど、なぜか淡い黄色になる。残念ながら、あまり美しくない。

でも、ブルーベリーの美しさを楽しめるだけでもじゅうぶんだ。それほどブルーベリーの紅葉は美しい。