ヤブカンゾウの花が咲いた

朝起きて庭を見ると、ヤブカンゾウの花が咲いていた。

梅雨から夏を告げる恒例の花。
見栄えはあまりよくないが嫌いではない。

ヤブカンゾウは季節を告げる植物

ヤブカンゾウはニッコウキスゲと同じくユリ科の花で、春は新芽が美しい。
と同時に決まって早春に芽を出すので、こちらも春を告げる草となっている。

 つまり、ヤブカンゾウは我が家にとって、季節を告げる植物。

新芽は食べることができるので、山菜採りに行って食べることもある。

我が家のヤブカンゾウは、少し高地の山菜採り場より先に芽が出るので、標本的な役目を果たしていて便利だ。

 つまり、もう少しすれば、山でもヤブカンゾウの花を見ることができる。

ヤブカンゾウの花は、下位互換版ニッコウキスゲ

「好きな花はなんですか？」

と聞かれたら、
「ニッコウキスゲ」
と答える。

それほどニッコウキスゲが好きだ。

花が美しく清楚で、野生で群生する姿が素晴らしい。

日光や群馬の山奥など、ニッコウキスゲが野生で生えているところは実に美しく、野草の中ではナンバーワンで好きな花だ。

で、ヤブカンゾウも同じユリ科に属しているのだが、どうもニッコウキスゲの下位互換版にしか見えない。

ヤブカンゾウも綺麗な花だというのはうなずける。

ただ、ニッコウキスゲの美しさを知ってしまうと、ヤブカンゾウはどうも格下だなぁという印象を持ってしまう。

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