日本の前庭は外国と比べて素敵らしい

ちょっと理解し難いのですが、外国人から見ると、日本の前庭はとっても素敵な庭なのだそう。

外国人観光客と会話をする機会が多いのだけど、花好きの女性の人が、
「日本の前庭はきれい」
と言うことが多い。
確かに街を歩けば結構な割合で家の前に鉢が置いてあって、花が咲いている。
パンジー、サルビア、ゼラニウム、時々バラ。
いずれも特に立派な花でもなく、ありふれた光景だ。
しかも、植木鉢やプランターに凝っているわけでもなく、
「白いプランターにビオラをてんこ盛りに植えただけ」
ということも多い。
それでも、そんな前庭が、外国人にとって美しいという。
個人的には、
パリのアパートから垂れるおしゃれな赤い花や、
アメリカの大きな芝生の前庭に飾られたレンガ花壇、
イギリスの小さな村のクレマチス
こんなのが建物とマッチして素敵なんだろうなーってイメージを持っているのだけど、逆に見ると、日本のフロントガーデンも捨てたものではないらしい。
一度、庭が美しいことで知られるイギリスの女性と会話したことがあるけど、
「イギリスの庭なんてたいしたことない、日本のフロントヤードのほうがよっぽど素敵よ」
と言われた。
ものの見方の違いって不思議。